座談会に参加してきた中で、milk先生の手法しか聞きたくないとの言葉を耳にすることがあります。
まあここはmilk先生のFX勉強会避難所なので当たり前といえば当り前の考え方なのだが問題なのはmilk先生の言葉だけを信じてほかの意見をまったく聞かない方がいることがベア(Bear)グループの学習環境(座談会)の環境悪化につながったのではと推測する。
学習者の学習とは
milk先生のFX勉強会 フィボライントレード塾
milk先生のFX勉強会は、多少の手法についての動画があるものの、基本的には座談会がメインの学習環境です。一方で、milk先生の思考が手に入る手段としては週間解説動画が提供されています。
しかしながら、初心者にとって最も重要な要素である値動きの意味については、座談会での議論や週間解説動画では不十分だと言えます。なぜなら、値動きの意味は人それぞれに考え方が異なり、座談会でも個々の説明や根拠が異なることが多いからです。milk先生は、座談会で色々な人の話を聞いて値動きの意味を考えるように勧めていますが、この方法では自分にとって都合の良い解釈を行い、それを学習としてしまうことがあるため、トレードで使えるものになりにくいと言えます。具体的な根拠としては、値動きの意味に対する深い理解がなければ、相場の流れやトレンドの転換点を見抜くことが難しくなります。
milk先生のFX勉強会で問題な点
milk先生は相場の見方を言及しなかった
値動きの意味を学ぶためには、より体系的かつ正確な知識が必要です。価格が上昇した理由や下落した理由など、基本的な概念を理解することが大切です。また、チャート分析やテクニカル分析の手法を学ぶことも、値動きの意味を理解するためには重要なステップです。
したがって、初心者にとっては、値動きの意味について深く理解するための学習方法を提供することが重要です。milk先生の勉強会でも、先生がより体系的な知識や手法を提供する取り組みがあれば、より効果的な学習ができるでしょう。また、値動きの意味については、自己流で学習するよりも先生の思考を理解し学習者のすべてが同じ見方をして議論をした方がよかったように思えます。
学習者の学習習得のレベルを個人の判断にしてしまった
学習者の学習習得のレベルを、個人の主観的な判断に任せてしまった、ということになります。つまり、学習者が自分自身の理解度を過信したり、逆に不安になったりする可能性があり、正確な学習評価が行われないという問題が生じる可能性があります。そのため、より客観的な評価方法や指標を用いて、学習者の理解度や習得度を正確に評価することが必要だと思います。
milk先生のFX勉強会の学習方法
先生の言葉から考えると、学習方法は以下のようなものが考えられます。
- ステップバイステップの段階的な学習を行う。
FXの学習には、守・波・離という3つの段階が存在するということが言及されています。これは初心者が最初に守るべきルールや、市場の波を読むスキル、そして独自のトレードスタイルを確立するための段階的な学習を意味していると考えられます。つまり、一度に多くのことを学ぼうとするのではなく、ステップバイステップで学習を進めることが大切です。 - 壁にぶつかったら諦めずに、その壁を乗り越える方法を模索する。
学習を続けていくと必ず壁にぶつかることがあるでしょう。そのときに諦めずに、その壁を乗り越える方法を模索することが大切です。このような壁は、自分のスキルが未熟であったり、市場が予測不能であったり、トレードプランが不十分であったりする場合があります。しかし、その壁を克服するためには、自分の課題を洗い出し、それに対する解決策を考えることが必要です。 - 自己学習の能力を高める。
先生は、「初心者を脱した方は自分で考えて」と述べています。これは、初心者の段階を脱した人は、自分で考え、自己学習の能力を高める必要があるということを示しています。自己学習能力を高めることは、自分自身の成長や進歩を促し、市場の変化に対応するために必要不可欠です。自己学習能力を高めるためには、自分自身が定期的に反省し、自分自身を評価し、改善するための取り組みを行うことが必要です。
以上が、先生の言葉から考えられる学習方法です。初心者の段階から、段階的な学習を進め、壁にぶつかった場合には諦めずに解決策を模索し、自己学習能力を高めることが必要であると考えます。これらの学習方法を実践するためには、以下のような具体的な取り組みが考えられます。
- 目標を設定する。
まず、学習する目標を明確に設定することが重要です。目標を設定することで、学習の方向性が明確になり、自己評価をすることも可能になります。 - ステップバイステップの学習を進める。
FXの学習には、守・波・離という3つの段階があるとされています。それぞれの段階に必要な知識やスキルを習得するために、ステップバイステップで学習を進めることが重要です。自分の学習スタイルに合わせて、教材や学習方法を選択することも大切です。 - 壁にぶつかった場合には、原因を分析する。
学習を進めていくと、壁にぶつかることがあります。その場合には、諦めずに原因を分析し、解決策を模索することが大切です。自分自身が行っているトレードプランや、市場分析の方法を見直すことも必要かもしれません。また、同じような問題を抱える人と話をすることで、新しいアイデアを得ることもできます。 - 自己学習能力を高めるために、情報収集を行う。
FXの市場は、常に変化しています。そのため、自己学習能力を高めるためには、情報収集を行うことが必要です。新しいトレード戦略や、最新の市場動向などを定期的にチェックすることで、自分自身のトレードスキルを向上させることができます。
以上が、具体的な学習方法の例です。FXの学習に限らず、どのような分野においても、目標を設定し、段階的に学習を進め、壁にぶつかった場合には原因を分析し、自己学習能力を高めるために情報収集を行うことが大切です。
具体的に
個人的に考えると下記のような学習段階になると考えます。
【守】基本を守ること
先生の手法ややり方をひたすら真似てみる段階
この段階では、基本を徹底的に守ることが重要であり、何度も繰り返し練習を行い、確実に身につけていくことが必要です。
学習内容
フィボナッチの使い方 エリオットの数え方 トレンドラインの引き方などアレンジを加えずに練習してみる。
CSで与えられた道具の使い方や先生に習ったシナリオ等を学習する。
エントリールールを徹底的に練習する。
座談会では
本来の座談会で活用するには練習方法が適切に行われているのかを確認するのに使うのが【守】の段階では必要だと考えます。
でも実際の座談会では先の学習内容が非常に多く語られているため【守】の学習を行っている方もトレードの優位性をいち早く担保したいという衝動に駆られるため、【守】の段階での学習が軽視されがちです。しかし、【守】の学習内容には、トレードにおける基本的なルールなど、トレードに必要な基礎的な知識やスキルが含まれています。これらをしっかりと学び、実践することで、学習が進んだ時にトレードの優位性を担保することができます。
この部分をしっかり学習すると【守】の段階で気が付く課題(ドリル)があり課題をクリアすることによって先生の環境認識能力に気が付くと思いますがほとんどの方は【守】の課題はクリアできていないように思えます。
【破】基本を破り、新しいものを学ぶこと
基本を破り、新しいものを学ぶ段階
この段階では、先ほど習得した基礎的な知識やスキルを応用し、新しいアイデアを取り入れてトレードに臨むことが重要です。この段階では、失敗や失敗からの学びが必要になるため、リスクマネジメントを徹底して行うことが重要だと考えます。
学習内容
破の学習については先生はほとんど言及していません。よって私の憶測で書きます。
値動きの意味を考える。
おそらく基本に忠実にトレード計画を組み立てトレードを行うと安定した勝率は得られないと思います。
なぜなら先生はFXを始めたばかりの初心者を相手にしか情報を発信していません。
勉強会に入りまずは見たであろう「Youtubeは忘れること」の言葉通りに入会前に学んだ知識を捨て1からフィボトレードを学んできたと思います。
そして壁に当たった段階になる頃が【破】の段階だと考えます。そしてその壁を克服しようと躍起になっていると値動きの意味について学習するはずです。しかしその値動きの意味がフィボトレードにおいて先生のFX勉強会の混乱を招いた張本人だと私は考えます。
何故かというと値動きの意味については先生は言及しませんでした。そして先生は座談会で先輩トレーダーに学びなさいと仰りました。しかし値動きの意味は基準を明確にしない限り解釈は十人十色になってしまいます。
座談会では
初心者の方が座談会で色々な方に値動きの意味について話しているのを聞いていると思うのですがある人は形だけで話したりある人は高値や安値に意味をこじつけて話したりする。
中には聞きかじっただけで知った気になり初心者に教えている。でも本来、値動きの意味を知るためにはベースとなっている考え方を深堀しなくてはならない。例えば形だけを頼りに値動きの意味を話しているのであれば形よりも形が出ているレートが重要です。なぜそのレートを意識できたのかを紐解かなくてはならないのですが座談会では時間が限られているので教えている方も環境認識の部分は割愛して教えています。その人にとっては環境認識はすることが前提で話しているので悪気はないのですが受け取る側は意図をくみ取れていません。結果、中途半端な知識だけが蓄積し値動きの意味は理解したように感じている方を大量に量産したと思います。
先生も値動きの意味を考えることが大事だと仰っていたのでFX勉強会において基準を明確にして頂ければよかったとも思いますが先生の考えは【破】になれば基本は理解してから後付けで値動きの意味を考えていくので問題は無いと考えていたのでしょう。しかし【守】で述べたように基本を身についたと思い込んでいた初心者にとっては【破】の学習は理解しがたい内容になったのではないだろうか。
【離】自由自在に扱えるようになること
自由自在にトレードができるようになることが目標となります。この段階では、自分自身が確立したトレードスタイルや手法を用いて、市場の変化に適応し、自由自在にトレードすることが求められます。この段階では、基礎的な知識やスキル、新しいアイデアや手法を用いて、自分自身がトレードをマネジメントし、成功に導くことが重要です。
先生のFX勉強会でも離は
あとは知らん 勝手にやれ
後輩を教えてくれるなら感謝
と書かれていていました。よって私も書くことはありません。
最後に
守破離は、トレードに限らず、あらゆる分野において重要な修行の方法であり、自己成長にも役立ちます。しかし、この過程は容易ではありません。徹底的な練習と学習、そして自己分析が求められ、失敗を恐れずにチャレンジし、自分自身がトレードスキルを向上させていくことが必要だと考えます。
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