国内と海外の証券会社の税制の仕組みと違いは?

目次

国内口座と海外口座の税制の違いについて

まず、国内のFX証券会社の税率は一律20%となっております。

そして、海外のFX証券会社の税率は「累進課税」になります。

 「累進課税」とは、以下のようにFXでの所得が増えるにつれて税率が大きくなっていく仕組みです。

 という訳で、利益が330万円以下であれば、20%の海外FX証券会社の方が税金の面でお得になり、利益が330万円超であれば国内FX証券業者の方が税金がお得になります。

さて、先程国内FX証券会社は一律20%と説明しましたが、

税制だけで見れば、国内口座の方がお得

とお分かりいただけたかと思います。

 実は、海外FX証券会社には国内FX証券会社にはない大きな4つのメリットがある!

海外口座の4つ大きなメリット!

では海外口座の4つの大きなメリットを詳しくまとめていきますね!!

1.レバレッジが高い!

海外FX証券会社の最も魅力的なメリットは、何と言っても高いレバレッジです。

国内と海外のレバレッジの差をご覧ください↓

国内と海外のレバレッジ

▪国内FX証券会社:25倍(法人口座100倍)

▪海外FX証券業者:~数百倍

金融庁により、国内FX証券会社で開設する個人口座のレバレッジは最大25倍に制限されました。

ちなみに国内の法人口座ではレバレッジ制限がありませんでしたが、

2017年にレバレッジ規制によって100倍までに制限されてしまいました。

一方、海外FX証券会社は金融庁が関わっておりませんので、国内FX証券会社のようにレバレッジの規制がありません。

つまり、数百倍~数千倍のような高レバレッジ(ハイレバ)で取引することが可能というわけですね!

レバレッジというのは、簡単に言うと「てこの原理」のようなもので

1000円を証拠金として預けると、

100倍の100000円の取引ができる場合があります!

この場合、「レバレッジ100倍の取引」と言うので、

初心者で資金がそんなに無い!という場合でも大きな取引ができるというわけですね。

2.口座開設が簡単!

口座開設には必要事項の入力と本人確認が必要となりますが、海外FX証券会社の場合は書面による確認が必要ありません。

書面による本人確認などが必要な国内FX証券会社よりも、登録までが簡単でスムーズです!

もし、家族に内緒でFXを取引したい方や、これからFXを始める初心者にとって、とてもオススメできます!

3.ロスカット水準が低い!

海外FX証券会社はレバレッジが高いので、その分ハイリスク・ハイリターンな取引になりがちです。

証拠金維持率とは、保有しているポジションの必要証拠金に対して、FX口座に入金している金額(有効証拠金額)の割合になります。

証拠金維持率はこのように計算することができます。

証拠金維持率=(有効証拠金÷必要証拠金)×100

たとえば、FX口座内に100万円入金し、

ドル円(USDJPY)1ロットを保有したときの必要証拠金が1万円ならば

(100万円÷1万円)×100=10000%

つまり証拠金維持率10000%という計算になります。

証拠金維持率が高ければ高いほど、強制ロスカットに遭う可能性が低くなります!

さて、話が脱線してしまいましたが、海外FX証券会社での取引はハイリスク・ハイリターンになりやすい配慮もあり、海外FXはロスカット水準が低く設定されています。

国内FX証券会社では証拠金維持率100%を下回ると強制ロスカットになりますが、海外FX証券会社は平均ロスカット水準40%程度になります。

4.ゼロカットで追証が発生しない!

国内FX証券会社では証拠金以上にロスカットを喰らった場合に、不足した分の証拠金を請求してくる「追証」という仕組みがあります。

 もしロスカットされなくても、海外FXでは追証が発生しません!

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この記事を書いた人

2020年6月 milk先生のFX勉強会 フィボライントレードに入会
2021年7月 FX勉強会避難所を開設
2022年6月 FX勉強会避難所内に波引き教室を開設

FX勉強会避難所開設の経緯
2021年7月26日に残念ながらmilk先生のFX勉強会 フィボライントレード塾が閉鎖した。
学習環境維持のため開設する。

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